始業式
非常に短い冬休みの終わりを告げる始業式です.生徒は寒さに耐えながら,校長先生の素晴らしい講話を聞くわけです.ただ,センター試験前の3年生だけは様子が違います.講話を聞かずに○会の○読英単語を読んでいる者など,寸暇を惜しむ者が冬休み前より増えていました.
センター試験
国公立を狙う者には第1関門,私大のセンター利用入試を受ける者には1発勝負のセンター試験です.会場が岩手大学なので,ほとんどの人が新幹線(水沢江刺−盛岡)と徒歩(盛岡駅−岩大)で移動します.私大などに推薦が決まった人でも強制的に受けさせられるので,一部の人は面倒臭そうにしていましたが.私が受験の年は,近年では珍しく定期通り(夏休み明けから活動)に新リーダーが出ていたので,センター前日の集会のときにエールをしに来てくれました.ただ,水沢江刺駅で駅壮行して欲しかったな〜と,北上駅での黒北の駅壮行を見て思ってしまいました・・・
予餞会
センター試験直後に行われる「3年生を送る会」の事で,1,2年の各クラスが出し物を披露します.伝統的に1年生はお笑い系,2年生はシリアス系のものをやると言われていますが,我々の代は2学年時も各クラスお笑いに走っていました.準備を前もってするクラスはほとんどなく,前日あたりにある特定の人間だけが慌てて準備し始めるというのが通例ですが,やり終えたあとの達成感・満足感はそれに関わった者にしか得られないものだと思います.私事で恐縮なのですが,当時の事を思い出すと,有森裕子のように自分で自分を誉めたくなることもしばしば・・・
しかし近年,予餞会がなくなったという話を聞きました.完全週休2日制の影響というのが主たる理由のようですが,個人的には大変思い入れのある行事ですし非常に残念です.(M)
写真は,Mが2年生のときのクラスの出し物です.確かタイトルは,『JA岩手県連プレゼンツ・地球が動いた日』だったと思います.Mは意味深なタイトルをつけるのが大好きです.写真左端の白い物体は,ケンシロウが破り捨てたTシャツです.Mは2年連続で脚本を書き,1年のときには自ら主役を張ったMr.予餞会です.彼の所属したクラスが一番笑いを取ったのは言うまでもありません.